バッティングピッチャーで制球力を身につけた稲尾
稲尾は、球速という点ではそれほどではなかった。しかし、ボールにキレと伸びがあった。
入団当時はそれほど高い評判のピッチャーではなかった。なので、バッティングピッチャーをやらされて
いた。バッティングピッチャーはストライクを投げないといけないが、3球ストライクを投げたら1球はボール
という投げ方をする。稲尾はその一球を自分の練習のために使った。1日500球。4分の1の120球は自分のために。稲尾のコントロールはこうした工夫から生まれた。
稲尾は、球速という点ではそれほどではなかった。しかし、ボールにキレと伸びがあった。
入団当時はそれほど高い評判のピッチャーではなかった。なので、バッティングピッチャーをやらされて
いた。バッティングピッチャーはストライクを投げないといけないが、3球ストライクを投げたら1球はボール
という投げ方をする。稲尾はその一球を自分の練習のために使った。1日500球。4分の1の120球は自分のために。稲尾のコントロールはこうした工夫から生まれた。