わが家の近所に越して来てまで野球に取り組んだ柏原

柏原は3年目には１軍に定着し、翌年にはかなりの活躍を見せたがそこで壁にぶつかり不振に陥った。
彼にプロには、ホップ(プロ入りしたばかりで何も分からない時期)・ステップ(プロの厳しさに直面した時期)・ジャンプ(いよいよ1軍に上がりレギュラーをつかめるかに時期)があり、おまえはジャンプの段階だ。と話した。
この時期は朝から晩まで、寝ているときでも野球のことだけを考えないといけない。ここを通らないと１流
にはなれないぞ！！っと彼を論した。い軍に上がって満足してしまっている彼の才能を開花させず終わらせてしまう可能性があった。ほどなくして、同じマンションに引っ越してきた彼。野球ずけの生活が始まった。
その後、彼は、4番を打つまでに成長したのである。