■数々の功績を残した野村監督の名言集です。所属プロダクション:エフエンタープライズとの共同制作ページです。

一所懸命と真面目のレベルが下がる。それを慢心という

古田敦也は、1991年プロ二年目でキャッチャーとしてだけではなくバッターとしても首位打者を獲る活躍だったが翌年、オープン戦とはいえ、スタメンから外した。
キャンプでのウォーミングアップやキャッチボール、ダッシュにしろ、前年に比べて、明らかにボルテージが下がっていた。本人は一所懸命、真面目にやっているつもりなのだろうが、この年の一所懸命さや真面目さのレベルがはるかに落ちていた。そういう状態を「慢心」と言う。私はあえて、お灸を据えたのだ。

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